髪の毛の乾燥や広がりを防ぐシャンプーの仕方とドライヤーのかけ方

髪の毛の乾燥や広がり、パサつきは頭皮のタイプにあわせたシャンプー選びや、正しいシャンプーの仕方とドライヤーかけ方で大きく改善することができます。
間違ったシャンプーを選んでいると髪の毛が広がったりパサついたりしてしまうんです。最悪抜け毛や薄毛の原因にもなってしまうこともあるんです。
髪の毛がパサついたり乾燥する方には、ノンシリコンでアミノ酸が配合されているシャンプーがオススメ。
髪だけを洗うのではなく頭皮の汚れもしっかり洗い流したら丁寧にすすぎをしましょう。また、ドライヤーは洗髪後十分水分を拭き取ったらすぐに、熱すぎない温度で乾かすのがポイント。
そこで今回は髪の毛の乾燥や広がり・パサつきを防ぐシャンプーの選び方とシャンプーの仕方、ドライヤーのかけ方をご紹介致します。
髪の毛の乾燥や広がりを防ぐシャンプーの仕方とドライヤーのかけ方

髪の毛が乾燥したり広がったりパサつく原因

 
なぜ髪の毛が乾燥したり広がったするの?

そもそもなぜ髪の毛が乾燥したり広がったするのでしょうか。
それは髪の毛の問題だけではなく頭皮環境も関係していました。
というのも、髪の毛は頭皮の下にある毛根で作られます。毛根の最も深いところにある毛母細胞が増殖し、上へと押し上げられることで髪が伸びるのです。だから頭皮環境が健康な状態でないと髪の毛が乾燥したりパサついたりトラブルを抱えてしまうんです。
それら髪の毛が乾燥したり広がったりパサつく原因にはこのような内的要因と外的要因の7つの原因があります。
[内的要因]
・食生活や生活習慣の乱れ
・ダイエットなどによる栄養不足
・女性ホルモン(エストロゲン)の低下
[外的要因]
・過度なシャンプー・ブラッシング
・過度なパーマ・カラーリング
・紫外線の影響
・間違った髪の毛の乾かし方

内的要因には、「食生活や生活習慣の乱れ」、「ダイエットなどによる栄養不足」、「女性ホルモン(エストロゲン)の低下」があります。食生活や生活習慣、ダイエットで頭皮への血液循環が悪くなったり、毛母細胞に栄養が行き渡らなくなると栄養不足になり髪がパサついてしまうんです。また、ストレスや更年期の影響で女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が低下してしまうと、毛母細胞が正常に成長できなくなり乾燥したりパサついたりとトラブルの原因になるんです。
外的要因には、「過度なシャンプー・ブラッシング」、「過度なパーマ・カラーリング」、「紫外線の影響」、「間違った髪の毛の乾かし方」があります。過度なシャンプーやブラッシング、パーマ、カラーリングは髪を傷め、キューティクルを剥がしてしまうことがあります。また紫外線を長時間浴びることで毛髪を構成しているアミノ酸が酸化したり、水分量が少なくなったりして髪の毛が乾燥しパサついてしまうんです。ドライヤーを近づけ過ぎたり熱すぎたり誤った使い方をすると髪を乾燥させパサつかせてしまう原因にもなるんです。

 

ノンシリコンでアミノ酸配合のシャンプーがオススメ

パサつく髪の毛にはノンシリコンでアミノ酸配合のシャンプーがオススメ

シャンプーの種類は数え切れないほどあり、購入する時どのシャンプーを選べば良いのか迷ってしまうほどです。
洗浄成分が強すぎるシャンプーを使用すると健康な頭皮環境でもフケやかゆみ、抜け毛などのトラブルが起こる可能性もあります。もちろん、髪の毛が乾燥してパサつく原因にもなります。
最近当たり前のように耳にするノンシリコンシャンプーですが、以前はシリコンシャンプーが当たり前でした。このシリコンシャンプーは髪に膜を作って表面の美しさを保つ働きがあありますが、膜が頭皮に残ると皮脂が酸化してしまい髪が弱る可能性があります。そこでシリコンシャンプーに代わってノンシリコンシャンプーが主流になってきたという訳なんです。このノンシリコンシャンプーはキメの細かい泡でさっぱりと洗い上げ頭皮にやさしく安全に使用できるから髪の毛が乾燥したり、パサつく方にオススメなんです。
さらに、アミノ酸が配合されているシャンプーを使用されることをオススメ致します。なぜなら、髪の毛はアミノ酸が結合してできたタンパク質からできているからなんです。また、アミノ酸が髪の毛に浸透し髪の毛を修復する効果があるからなんです。

 

無添加シャンプーを選ぼう

無添加シャンプーを選ぼう

着色料、鉱物油、パラベン、石油系界面活性剤、タール色素、紫外線吸収剤、合成ポリマー、動物性原料、酸化防止剤、シリコンなど多くの種類の添加物がありますが、できる限り添加物が配合されていない頭皮や髪の毛に優しいシャンプーを選ぶようにしましょう。たとえば、界面活性剤は浸透性が強いため毛母細胞にダメージを与えると言われています。また、パラベンは皮膚トラブルやアレルギーを起こす危険性があると判断され旧表示指定成分に指定されています。

 

髪の毛の乾燥や広がりを抑えるシャンプーの仕方

髪の毛の乾燥や広がりを抑えるシャンプーの仕方

髪の毛の乾燥や広がりを抑えるシャンプーの仕方をご紹介致します。
1.髪の毛をとかす
手櫛で髪をとかすのがオススメですがブラシを使ってもOKです。ブラシを使うと頭皮を傷つけたりしてしまう恐れがあるからです。ブラシを使う際は頭皮に当てず上だけをゆっくりととかしてください。また、髪の毛が長い人はかき上げですすぐことで頭皮の洗い残しを防ぐことができます。
1)指の腹を使ってまずは全体的に髪のもつれをほぐしていきます。
2)額の生え際からも手を入れ手櫛で全体的に髪をとかします。
3)全体的に髪のもつれがほぐれたら、指の腹で頭皮を洗うようにすすぎます。

2.シャンプーをする
髪の毛についている汚れを落とすため髪全体を包み込むようにシャンプーします。
1)適量のシャンプーを両手に軽く広げてから後頭部につけます。手で泡だててから頭皮に泡をなじませるようにしてもかまいません。
2)まず最初に後頭部を洗い、側頭部、後頭部、頭頂部、前頭部、生え際の順で毛髪を包み込むように優しく洗います。
3)髪の毛を包む込むように軽くシャンプーをしたら一度すすいで泡を流します

3.頭皮をマッサージ洗い
1回目のシャンプーで髪の毛の汚れを洗い流したら、2回目のシャンプーで頭皮を洗います。マッサージ洗いをすることで頭皮の血行も良くなります。
1)1回目のシャンプーの半量程度をプッシュしたら両手で軽く広げて後頭部につけます。
2)親指以外の4本の指の腹を頭皮にあて頭皮を上下に動かすようにして全体をマッサージするように洗います。
3)洗う部位は1回目のシャンプーの時と同様、後頭部を洗い、側頭部、後頭部、頭頂部、前頭部、生え際の順で髪の毛を包み込むように優しく洗います。

4.丁寧にすすぐ
頭皮を清潔に保つには、すすぎが非常に重要です。なぜなら、シャンプーが頭皮に残っているては頭皮トラブルの原因となるからです。
1)髪の根元から洗います。指は下から上に向かって潜り込ませ、髪の毛の流れに逆らうように動かします。
2)指の腹で頭皮に触れ、お湯が頭皮にしっかりと届いているかを確認しながら流し残しがないようにします。
3)髪の根元にシャンプーを残さないために指の腹で頭皮を触って塗るつきがないか確認します。

 

髪の毛を乾燥やパサつかせないドライヤーのかけ方

髪の毛を乾燥やパサつかせないドライヤーのかけ方

髪の毛を乾燥やパサつかせないドライヤーのかけ方をご紹介致します。
髪を洗った後はすぐにドライヤーで乾かします。なぜなら、濡れたままの状態で居るとキューティクルがこすれて髪が傷んだり、また、頭皮に雑菌が繁殖したりするからです。ドライヤーをかける前に、まずはタオルで髪の水分を十分に取ります。タオルドライしたらすぐにドライヤーで乾かしましょう。激しくゴシゴシこすったりはせず優しく押さえるように水分を取ります。

 髪をとかす時無造作に強風を当てるとキューティクルが剥がれ髪は傷みます。ドライヤーをかけるときは必ずキューティクルに沿って根元から毛先に向かってあてましょう。

 なるべくブラシを使うのは避け手櫛にしましょう。手櫛にすることで、髪に熱い熱が当たりすぎないよう手で温度調整ができます。また手には水分を吸収する効果もあり早く乾かすこともできるからです。

 髪は毛先10センチが1番傷んでいます。そのためなるべく高温の熱や強い風を当てるのは避けましょう。全体的に乾かした後、まだ毛先が濡れている場合は弱い風を当てると良いでしょう。

 熱すぎない温度で45度以上の熱を当てると頭皮のタンパク質が変性し頭皮トラブルの原因になります。温風と冷風を交互に使ったりドライヤーを髪から離したりし髪に熱が残らないようにします。