女性の薄毛の原因と薄毛を減らして髪を増やす7つの改善ポイント

女性薄毛はヘアサイクルと大きく関係があります。
ヘアサイクルとは、髪の毛の寿命のことで我々の身体に成長期や衰退期があるように、髪にも成長期・退行期・休止期・前期成長期があります。
これらを繰り返して髪が抜け落ち新しい髪に生え替わります。
ヘアサイクルには加齢が大きく関係していて、ヘアサイクルが短いと薄毛の原因にもなってしまうんです。
ヘアサイクルを改善するには、日々のシャンプーや整髪、育毛剤など直接的なお手入れは髪の毛を増やすための基本的なヘアケアですが、そのほかにも生活習慣が髪の成長や育毛には大きな影響を与えます。
そこで今回は、髪の毛の抜け毛を減らして髪を増やす7つのポイントをご紹介致します。
女性の薄毛の原因と薄毛を減らして髪を増やす7つの改善ポイント

髪にはヘアサイクルという髪の毛の寿命がある

髪の毛にはヘアサイクルという髪の毛の寿命があります。
我々の身体にも成長期や衰退期があるように、髪にも成長期・退行期・休止期・前期成長期があり、それらを繰り返して抜け落ち新しい髪に生え替わります。

ヘアサイクル 髪には成長期・退行期・休止期・前期成長期というヘアサイクルがある

ヘアサイクルのうち最も長いのが成長期で2年から7年かけて毛母細胞が増殖を繰り返し髪に毛が伸びます。
この後、増殖が徐々に止まって数ヶ月で抜け落ちてしまいます。
毛母細胞が正常であれば古い髪が抜け落ちてもその毛穴からまた新しい髪の毛が生えてきますが、加齢やストレス・生活習慣の乱れなど何らかのトラブルが起こるとなかなか生えてこなくなります。また、生えてもサイクルが短くなりすぐ抜け落ちたりもします。

 

髪の成長は加齢や血行不良が原因で遅くなる

女性も男性と同じで加齢によって毛母細胞が弱まり分裂力は衰え、髪の毛の成長が遅くなります。
日本人は通常1ヶ月で約1cm、1年で約12cm伸びます。
女性は20歳が髪の成長のピークでその後は衰退していくと言われています。
髪の成長が遅くなる原因は加齢のほか、血行不良や栄養不足、自律神経の乱れなどがあります。
過度なダイエットは髪の毛の成長を妨げて抜け毛の原因にもなってしまうんですよ。
ダイエットをされている方は気をつけましょうね。
また、血行不良はせっかく摂取した栄養成分が毛根にある毛乳頭に運ばれなくなり栄養を吸収できなくなって髪の成長が遅くなります。
自律神経の乱れは、体の中の交感神経を活発にして、血管を収縮させ血液の流れを悪くしてしまうんです。
血液の流れが悪くなると摂取した栄養が毛根に届けられなくなるので髪の毛の成長を遅らせる原因になるんです。
ですのでバランスの良い食事をとって、ストレスをためずに過ごすことが髪の毛の成長にも良いんです(^^♪

 

ヘアサイクルを整えると薄毛を予防できる

髪のヘアサイクルは、まるので植物のように成長期・退行期・休止期・前期成長期を繰り返して抜け落ち新しい髪に生え替わります。
このヘアスタイルうち髪がもっとも成長する時期は、成長期で、2年から7年という長い年月をかけて髪の毛が伸びます。
何かの原因でこのヘアサイクルが乱れると髪が抜けるまでの期間が短くなったり、新しい髪が生えても成長する前に抜けてしまい、髪が産毛状にしか生えなくなります。
そしてこれを繰り返すうちにだんだんと毛が生えなくなっていくんです。
それが薄毛の原因になっているんですよ。
ですからまずはヘアスタイルを整えて正常なサイクルに戻してあげることが大切なんです。

 

ヘアサイクルを正常に戻し薄毛を予防する7つの改善ポイント

良質な睡眠は薄毛予防に欠かせない

良質な睡眠をとる

髪の成長に欠かせない成長ホルモンは、就眠後30分から1時間後に表れる徐波睡眠の時に多く分泌されます。
ですので成長ホルモンを多く分泌させるためには良質な睡眠をとるようにしましょう。
また、睡眠はストレスや不安を解消したり、脳や身体の疲れを取り除いてくれます。
心も身体も健康であることが髪の毛には良いのです。

 

ストレスをためない

ストレスは自律神経や女性ホルモンバランスの乱れを引き起こし脱毛症の原因になります。
自律神経の乱れによって、体の中の交感神経が活発に働きます。
それにより、血管が収縮して血液の流れが悪くなり摂取した大切な栄養が毛根に届けられなくなるからです。
ストレスを発散できる趣味を持ったり、適度な運動をしてストレスを解消してみましょう。

 

お酒の飲み過ぎに要注意

お酒の飲み過ぎの要注意です。
というのも、摂取したアルコールは肝臓で分解されるのですが、その際にシステインやメチオニンといったアミノ酸が消費されます。
この2つのアミノ酸は髪の毛の原料にもなるもので、それがアルコールの分解に回されてしまうことで髪の毛が作られるヘアサイクルが乱れてしまうんです。
適度なお酒は良いですが髪の毛のためにも過度なお酒には注意しましょう。

 

タバコは吸いすぎない

タバコの煙に含まれているニコチンは末梢血管の血流を低下させてしまいます。
頭皮の血流が悪くなると髪を作る毛母細胞が酸素や栄養を取り込みにくくなってしまい薄毛の原因になってしまうんです。
できれば禁煙が望ましいのですがまずは本数を減らしましょう。

 

コレステロール値を上げない

コレステロール値が高いと健康に悪い事は知っていますよね。
実は、薄毛にもつながると言う調査結果が出ています。
これは頭皮の血行不良を引き起こすためだと考えられています。
コレステロールは本来、脂質を体の中に運ぶ大事な役割をもっているのですが、コレステロール値が高いと血液中に余ってしまい、血管の壁に沈着してしまいます。
血液中にどんどんコレステロールが溜まると血液の流れが悪くなります。
そのため、頭皮や髪にも栄養が十分に届かなくなり、抜け毛や薄毛の原因になってしまうんです。
肉に偏った脂っこい食事は避けてバランスの良い食事を心がけましょう。

 

髪を洗うのは1日1回

毛根の細胞を健康に保つためには頭皮に脂が多すぎても乾燥しすぎてもいけません。
洗髪は1日1回が基本です。
が、頭皮の状態は体質や環境によって異なるので2日に一回や1日2回など自分に合う頻度でおこないましょう。
ただ、髪の表面を傷めないのは1日1回です。
髪を擦り合わせる洗髪は表面のキューティクルを傷つけることにつながります。
髪へのダメージを少なくするには1日1回ほどの頻度がよいでしょう。
強い力で洗うのではなく優しくゆっくりと洗うことが大切です。

 

バランスの良い食事を摂る

偏った食生活や無理なダイエットは薄毛や抜け毛の原因になります。
なぜなら、十分な栄養を毛根に届けることができないからです。
髪の毛は毛根にある毛乳頭から摂取した栄養をとり、髪が育てられていきます。
十分な栄養が届けられない髪の毛は成長できないんです。
野菜類や豆類、ごま、ナッツ類、キノコ類、海藻類を積極的に摂取するようにしましょう。
野菜類は、ビタミンが豊富で、特にほうれん草やピーマンなどの緑黄色野菜にはビタミンA、ビタミンCが多く含まれています。
また、豆類は、髪の主成分であるタンパク質に加え鉄・亜鉛などのミネラルやビタミンも豊富に含まれています。

 魚類 タンパク質やビタミンE・亜鉛・鉄分など髪に良いとされる成分をバランスよく含んでいます。
 ごま・ナッツ類 ゴマに含まれるリグナンには抗酸化作用があります。また、ナッツ類は髪の生成に必要な亜鉛を多く含んでいます。
 キノコ類 タンパク質の代謝を助けるビタミンB2や毛母細胞を活性化させると言うビタミンDを含んでいます。
 海藻類 不足しがちな食物線維やミネラルを多く取れる食材で、昆布はヨウ素を豊富に含んでいます。

 

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