昨今、抜け毛（ヘアロス）で悩んでいる20代、30代の女性が増加傾向にあります。
東京ビューティークリニックでは20代・30代の女性が来院の全体の60%以上を占めているそうです。
また抜け毛で悩んでいる女性の方も年々増えており、5年で約138倍にも増えているそうです。
※グラフは東京ビューティークリニックから引用です。
女性の抜け毛の症状は、FAGA（女性男性型脱毛症）とも言われており放っておくと進行していくんです。
女性の社会進出や多様化した生活習慣でストレスを受けることが増え、薄毛に悩む女性が増えているのが原因です。
そこで今回は30代女性の抜け毛の原因と対策をより詳しくご紹介させていただきます。
女性の抜け毛は放っておくと進行する！！
女性の抜け毛（ヘアロス）も男性と同じで放っておくと確実に進行します。
まず分け目が薄く広がってきたら要注意！
それは「びまん性脱毛症」かもしれません。
「びまん」とは「一面に広がる」という意味で、女性の場合、男性とは違って頭全体が薄くなるのが特徴です。
20代、30代の女性に多くみられるのがこの「びまん性脱毛症」です。
また、加齢とともに女性ホルモン（エストロゲン）が減少し薄毛や抜け毛につながるFAGA（女性男性型脱毛症）も放っておくと進行します。
このFAGAは更年期前の40代、50代の女性に多く見られる症状です。
※「びまん性脱毛症」は、症状や原因に関する明確な定義が定められておず、一部の大学病院では、FAGAを指す病名として使用されることがあります。
30代女性の抜け毛の原因とは！？
20代、30代の女性に多くみられるのが「びまん性脱毛症」です。
この「びまん」とは「一面に広がる」という意味で、女性の場合、男性の局部的な薄毛とは違って頭全体が薄くなるのが特徴です。
びまん性脱毛症は、ダイエットやストレス、不規則な生活などが原因と言われています。現在、20代、30代の女性も社会進出しバリバリ働いており自身が感じる以上に身体はストレスを感じていることもあります。
ダイエットやストレス、不規則な生活などが原因で、「ヘアサイクル」が乱れ成長期が短くなると、毛が育たず細くなったり、育ちきる前に抜けたりします。これが脱毛症です。
食事を制限することで髪の毛の成長に必要な栄養が十分摂取できなくなり髪の毛に栄養が行き届かなくなります。そのため、髪の毛の育毛や発毛に影響を与えたりしてしまうんです。髪の毛の主成分はタンパク質であり、このタンパク質が不足すると毛が細くなったり、抜け毛の原因になります。また、亜鉛は髪の毛の成長に欠かせない栄養素です。この亜鉛が不足すると髪の毛の発毛や育毛を阻害する原因になります。
人は、強いストレスを感じると自律神経が乱れそれに伴って血流が悪くなります。血流が悪くなると頭皮や髪の毛に十分な栄養が届かず、毛がしっかりと成長できなくなるのです。この自律神経の乱れは、ホルモンバランスも悪化させ抜け毛へとつながるんです。また、あまり知られていませんが、ストレスがかかると、髪の毛の発育にかかわる栄養素「亜鉛」が多く消費され髪の毛の成長、または抜け毛に大きく関わるんです。
不規則な生活は、交感神経と副交感神経のバランスを崩し髪の成長を阻害する原因になります。というのも、昼間の活動中は交感神経が優位に立ち、睡眠時はリラックスした状態の副交感神経が優位に立たなければありません。が、仕事や飲み会などで不規則なり生活におちいり、そのバランスを崩すことで睡眠不足になり、髪の毛の成長に必要な成長ホルモンの分泌を妨げる恐れがあるんです。そのためヘアサイクルを乱してしまって抜け毛や薄毛の原因につながってしまうんです。
30代女性の抜け毛対策
30代女性の抜け毛の原因と考えられるのがダイエットやストレス、不規則な生活などです。これらを改善することで抜け毛の予防になります。
具体的に30代女性の抜け毛対策をご紹介致します。
・バランスの良い食事を摂る
・毎日最低7～8時間睡眠を摂る
・リラックスする
・紫外線から頭皮を守る
・喫煙者はたばこを止める
・過度の飲酒は避ける
バランスの良い食事を摂るようにしましょう。なぜなら、髪の毛にタンパク質や亜鉛、ビタミン、ミネラルなどの栄養を与えられ発毛や育毛を促すことができるからなんです。また、十分な睡眠を摂ることで成長ホルモンの分泌を促すことができます。ストレスの無いリラックスした状態では血行を促進し頭皮や髪の毛に十分な栄養を届けることができるんですよ。だから発毛や育毛につながるんです。まずはできるところから改善して抜け毛を抑えてみましょう。
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